川狩り
- 4年生 -   2009.07.06 安城寺和霊橋 「川狩り会場」にて
 今年は渇水のため、実施が危ぶまれていた「川狩り」ですが、7月6日(月)良いお天気の中、無事行うことができました。
 昔、学校の横を流れる久万川でみこしを清めたという「川狩り」は、久枝小学校4年生の恒例行事にもなってきています。
 この活動は、久枝地区の環境に関心をもってかかわること、「ふるさとひさえだ」を大切にしようとする心情を養うことを目的に行われています。
川狩りとは、秋季例祭当日に行われるお祭りの最後を飾る神事で一体走りを終えた担ぎ手らが宮入の前に神輿を川に担ぎ入れ、流水で祓い清める安城寺地区に伝わる雄壮な祭り。
昭和42年(1967)までは久万川でこの行事が行われていましたが、川の汚染のため中断されていたとのこと。
地元住民の強い要望もあり「愛媛県のふるさとの川づくり事業」により、平成12年(200010月、新しい川狩り場を整備し、約33年ぶりに復活しました。
     お み こ し が 新 し く 作 ら れ 、 一 段 と 大 き く な り ま し た !
1組 笹の葉が特徴です。きれいに見せるため、ガムテープを使わず、セロテープを使って作るなど工夫しました。
ミツバチの絵がポイントです。安勝会の方のお手本を見せて頂くときに、このおみこしが選ばれました。 2組
3組 大きいモールが特徴です。音が出る飾りをつけました。
一人一人の願い事を書きました。めくると隠し絵があります。 4組
着替えをすませて出発です。
安勝会の方々も学校からつきそって、各クラスについて誘導して下さいました。

もち手の竹が長くなったので曲がり角が難所でしたが、
安勝会の方や保護者の方の協力で乗り越えました。

安城寺和霊橋(久万川)の側にある川狩り会場に到着です。
昔はこの久万川で行事が行われていました。
子どもたちは歌の練習です♪
 
「よ〜いとこ、よ〜いとこ、や〜あ!」
「よいさ!よいさ!」
 ( 画像にポインタをもっていくと画が変わります↑)
安勝会の方のお手本は、声も通るし迫力が違います
久枝公民館長さん、校長先生からお話がありました。
「水をきれいに大切に。」
「地域の伝統行事を続けていきましょう。」
安勝会の方のご好意で終了後も少し遊ばせて頂きました。
子どもたちは大喜び!

「水との別れを惜しみながら久万川に水、帰ってもらいましょう。」とのお話のあと川へ水を返します。
子どもたちはおみこしをかついで帰るので、行き帰り、荷物は車で運んで下さいました。
お手伝い頂いた方々ありがとうございました。
帰りのおみこしは水に濡れて重いのでとてもつらそうでしたが、安勝会の方や保護者の方の協力もあり学校までがんばって運びました。
前々日の川狩り会場の掃除から、当日の運営まで惜しみなく力を貸してくださった安勝会の方々、久枝公民館長さん、宮総代野本さん、地域の方々、ご協力ありがとうございました。
保護者の感想
○水不足で心配でしたが、雨が降って子どもたちが楽しみにしていた川狩りができてよかったです。
○身近なところにこんな地域行事があり、そのための場所まで作られていることを知りませんでした。
○暑い日だったのでとても気持ちよさそうでした。秋祭りの本物の川狩りも見に行きたいです。
○子ども達の顔が、どの子も生き生きとしていました。
○たくさんの方々が関わり、力を貸してくださった事が見ていてとても伝わりました。
『子ども川狩り』写真コンテスト
写真を募集しています。
作品テーマ 子どもの川狩りの風景
応募方法 住所・氏名・連絡先を記入した紙を
写真の裏に貼り付けて提出
提出先 久枝公民館
締め切り日 平成21年9月30日