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平成27年2月6日(金)
9:30〜11:30
久枝小学校 南校舎2階 家庭科室
参加者 13名 |
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講師 森川 由三幸 先生
城南高校 非常勤講師
愛媛調理製菓専門学校 非常勤講師
管理栄養士
愛媛糖尿病療養指導士 |
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「食育」をテーマに、「アンチエイジングと食」と題して講演会が開催されました。
前半は、子ども・高齢者そして私たち子育て世代のそれぞれの食の問題点とその対策についてお話していただき、
後半は、アンチエイジングに効果的なグリーンジュースを作り、参加者と試飲しました。 |
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偏食・個食・生活リズムの崩れ・ストレスなどから、栄養状態を悪化させ、生活習慣病が多く見られるようになった。 |
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親など家族が中心になって、食育ティーチャーとして、食育の3本柱である
次の点を実行していくことが大事。
●どんなものを食べたら安全か、危険か、どんなものが体に必要かという「選食」の力や知識を身につける。 |
●小さい頃から食事についての躾をしっかり身につける。 |
●食糧や農業に関する問題や、環境問題を意識する。 |
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平均寿命が延びている一方で、健康寿命※との開きが大きい。 |
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健康寿命は、血管年齢・骨年齢・腸年齢によって左右されるので、老いていく自分を感じながらも元気で楽しく老いていくために、人生を楽しむ方法を見つけるとともに、
次の5つのポイントを心がけた食生活を送ることが大切。
@塩分を控える。 |
A動物性脂肪を取り過ぎない。 |
B野菜たっぷり、果物もじゅうぶんに。 |
C牛乳・乳製品を積極的にとる。 |
D大豆製品・魚・海草をきっちりととる。 |
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※健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のこと。 |
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老化(肌の調子が悪くなってきた・息切れなど)を感じ始める。 |
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老化を感じた時がアンチエイジングの始め時。
アンチエイジングとは、免疫力を高めること。
免疫力を高めるには、次のことが大切。
@良質なたんぱく質をしっかりとる。 |
A抗酸化作用のある、ビタミンC・ビタミンE ・β-カロテン・ビタミンA・ポリフェノール・フィトケミカル※・亜鉛・セレン・鉄を含む食品で活性酸素を除去する。 |
B食物繊維をしっかりとる。 |
Cインスリンをコントロールする。 |
D適正なカロリー制限をする。 |
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※フィトケミカルとは、主に果物や野菜に含まれる栄養素以外の成
分で、栄養学の世界では、第7の栄養素として注目されている。 |
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これに適しているのが、和食。 |
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老いていくことは仕方のないことですが、すこやかに美しく老いていくために、次のことを心がけましょう。 |
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●体の健康 |
(毎日歩こう、背筋を伸ばして今のあなたに、もう1000歩) |
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●食の健康 |
(塩分半減、素材の味を楽しもう)
(一日きちんと3度の食事 おかずは残さず ごちそうさま) |
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●心の健康 |
(決めようよ 一日1回リラックスタイム)
(一日の締めくくりは 入浴タイム) |
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●たばこ |
(家族や仲間をいたわる心で たばこ ゼロ)
(吸わないことがカッコいい 大切にしよう 自分の体) |
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●アルコール |
(アルコール 飲めない人にはすすめない
飲める人も 飲みすぎない) |
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●歯の健康 |
(口から始まる健康づくり 噛めば噛むほど元気なからだ) |
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@みかんをミキサーに入れて、ジュースにする。
(フラッシュ機能を使って、少しずつ) |
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A残りの材料も入れて、ジュースにする。 |
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B最後に氷を入れ、砕けたらできあがり。 |
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・ブロッコリーは、食物繊維とSMCS(アミノ酸)が含まれ、LDLコレステロールを下げる働きがある。
・リンゴは、ポリフェノール・食物繊維・ペクチンで、血圧やコレステロールを調整し、腸内環境を整える。
・みかんは、β-クリプトキサンチンが含まれ、がんを予防するといわれている。
・みかんの白い筋は、ヘスペリジンが含まれ、コレステロールを調整し、動脈硬化を予防する。
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普段の食事に、旬の魚・野菜・果物をもっとたくさん取り入れようと思いました。 |
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家庭での食事をもっと重視したいと思いました。 |
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ジュースは、かなりドロッとしていて、食べる感じでしたが、ブロッコリーの苦味も感じず、とてもおいしかったです。 |
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食に関して考え直す、いい機会になりました。
森川先生、家庭教育部のみなさん、ありがとうございました。 |